【映画感想】タブナイを見て推し活にタブーなんかないと知った【うたプリ】

オタ活うたプリ

はじめに

こんにちは。今回は、「うたの☆プリンスさまっ♪ TABOO NIGHT XXXX」を見てきた感想を書いていこうと思います。

これを書いている時点(公開記念舞台挨拶から2日経過)では、SNS上で賛否両論といった感じのようです。既に色んな感想が飛び交っているのですが、それらの影響を受ける前に、自分の第一印象として残しておきたくなり、本記事を書き始めました。

前提として、私はうたプリでは四ノ宮那月最推し、カルナイはゆるく箱推しです。みんなすき。

仕事が忙しくて事前情報を入れることができず、曲もボイスドラマも1回も聞けず、よって今回の映画は良い意味でかなりフラットな気持ちで見ています。那月くんがお世話になっている先輩方のライブなので見に行っているつもり(夢女)です。

正直カルナイ本推しの方とは違う立場ではあるのですが、そういう人間から見たひとつの感想として受け取っていただけたら幸いです。

また、パンフレットも舞台挨拶の情報も入れていないので、私の解釈と、公式情報とのギャップがあるかもしれません。ご容赦ください。あとネタバレ配慮してません。

感想

率直に感じたこと

所見見終わった後の率直な感想は「おもしれ~~~!」でした。

前作のスターリッシュツアーズでは、リアルなライブ体験がテーマで、リアリティのある自然な演出が多かったと思います。

今回の劇要素を含めたライブだったので、予想と大きく違って驚きました。でもそのおかげで、ありきたりなライブ表現に止まらない表現ができたんじゃないかなと思いました。

個人的には、「今回のライブをどうするか?」と4人が悩み抜いて出した答えがあの表現なんだろうなと想像しています。(ボイスドラマにその辺りの話があったらすみません)

4人の表現したいものを形にした、芸術作品を見ている気持ちでした。美術系、特に抽象画を見て感性で刺激を受けたり、主張内容を推測するのは私は結構好きなので、そういう楽しみ方をしていました。芸術にタブーなどないのだ。

曲が良いという話

さきほどお伝えしたとおり、今回の映画の曲を全く聞けずにいた状況での初鑑賞でした。それでもノれるのでエレガの曲はほんと凄い。

もちろんエレガが作る曲が自分の感性にマッチしてる、私がうたプリの曲をよく聴いてるからってのはあると思うんですけど。初見でも乗りやすいリズム、わかりやすい静と動の空気感、抑揚があると思うんですよね。ペンライト振りやすい。

もちろんワンパターンでなく色んな雰囲気の曲があるのに、わかんないからノれない、が一曲もなかった。これ凄いと思うんですよね~。

藍ちゃんの曲が凄く好きなの多かったかな。もう何億回と言ってるんだけど蒼井翔太さんマジウマ。あとカミュが低音効かせてるの多くて新鮮でした。ちゃんとしっかり聞き覚えてからもう一度行きたい。

衣装の話

今回も映像が細部まできちっと表現されていて良かったです。

胸元の小さな刺繍、「刺繍してある」ってわかるように描かれていたのすごくないですか。あと、モニターに映し出された映像も「モニターに映し出されている”荒さ”」みたいなのが表現されてるのもすごいなって思った。

衣装も印象的でした。最初メインビジュアル見たときに「なんで肩肌脱ぎ…?」って思ったんだけど、あれは衣装を使った演出のためだったんですね。衣装をモニターに柄が映し出されるんですけど、あれが全面はちょっとうるさいもんね。

個人的には嶺ちゃんのソロ曲の衣装が好き。大人な深緑をベースにピンクの差し色、金色の刺繍が繊細で良かった。実物作って展示してくんないかな。

あと蘭丸のしっぽ。可愛くなるしかないのに、表現のためならなんでもやる蘭丸っぽくて良き。

そしてジャラジャラチェーンとトゲトゲ衣装ね。世紀末のあたりでよく見たなと思った。絶対肩組めない、スタリもヘヴも着れないヤツ。最後「袖取れたのにトゲトゲ残るんかい」って脳内でツッコミした。

うたプリのアニメってこうだった

なんかこういうの、うたプリのアニメだったなって。リアルタイムでアニメを追ってたころの感覚を思い出して、なんだか懐かしい気持ちになりました。

なんていうのかな、本人たちは大真面目でウケ狙いなんて微塵も感じてないんだけど、見てるこっちは冷静に状況を把握しようとしているからか、なんかずれていて、そのギャップにふふっとわらっちゃうんですよね。

カミュの写真撮るみたいな登場シーンもすごく好き。アニメでスケートしてたのを見たのと同じ感情になった。カミュも結構真斗くん寄りというか、ユーモアに溢れてて、独特の感性で、私そういう人とても好きよ。

まとめ

今回の映画、いい意味でフラットな気持ちで見ることができて、純粋にエンタメを楽しめた感じがしてすごくよかったです。

最推しがいると、どうしても推しの一挙手一投足に反応して、血圧上がるし、エネルギーを使っちゃうんですよね。それはそれで楽しいことなんだけど。

箱推しで、ほどほどに皆同じくらい好き〜皆頑張れ~の温度感だったのもあって、エネルギーの消費も適度で心地よく楽しめた感じがします。翌日・翌々日もものすごくご機嫌だった。

推しへの愛をいかに表現するかが問われる昨今の推し活ですが、こういう熱の入れ方もいいね。これくらい緩いのが心地いい、というのがわかったのが学びになりました。

まぁ推しに対する感情ってコントロール難しいからどうしようもないけどね~。

PS. 愛知三河の女なので、最近できたららぽーと安城で見てきたのですが、公開2日目で座席ガラガラ私と友達の貸し切り状態だったので、よかったら見に来てください。

カミュの「ららぽーと」かわいすぎんか

ポチッとしてもらえると励みになります!
+1
0
+1
0
+1
0
+1
0
+1
0
+1
0

Posted by めあり