【制作過程ログ】空色ベスト編んでみたよ!
今回は、サムネイルに載せました空色のベストを編んでみたので、準備から完成までの工程をまとめてお見せしようと思います。
編もうと思った経緯
そもそも今回の制作のきっかけは、素敵な毛糸との出会いと、推しが似た色のニットを着ていたこと。
クリエイターズマーケットという、名古屋で年二回あるクリエイターの即売会があるのですが、そこで素敵な色味の引き揃え糸を発見。
めちゃくちゃ綺麗なブルーに一目惚れ・・・!
これで編んだらなんだって可愛く出来上がるでしょう。笑
このときはとりあえずで買ったのですが、
ちょうどその後、私の最推し、四ノ宮那月くんが、アニメでこんなニットを着ていました。
↓の画像の前から2番目右側にいる金髪の子です。
いや~推しがめちゃくちゃかわいいんだけど、それはおいといて、
ちょっとこのニット、この前買った糸の色と似てない??
もしかしたら推しと「お揃い」ができるのでは???
ここが制作の旅の始まりでした。
制作開始
とりあえず、糸が枷状態なので、作業しやすくするために巻いて毛糸玉にします。
ラップの芯を軸にして、ひたすらぐるぐる巻いていく。
ちょうど録画していた金曜ロードショウ「となりのトトロ」を見始め見終える間、ずーっとぐるぐる巻き続ける。
製図作成
構想のままで編めるほど天才ではないので、製図という編み物の設計図を作ります。
自分の身体のサイズよりちょっとゆったり目で着たいと思い、
夫にも手伝って貰いながら、自分の身体を再計測。
数年前よりちょっと痩せていたという朗報。
セーターにするには糸の量がさすがに足りないだろうから、ベストにしようとここで決めました。
上の画像と録画したアニメの画面を見てデザインを考える。
ちょっと首元が広めね。
ところでこのセンターの模様、これ一体どうなっているんだ??
縄模様でもないし、編み込み・・・?
残念だけど、今の自分のスキルだとこれを再現するのは難しい。
手元の編み物本を漁って、似たような模様をチョイス。
試し編みしてゲージを取って(横に縦に何目・何段編めば良いかの計算の元になる)、
目数段数も計算して、設計図の完成。
編んでいく
さぁメイン作業。
必要なことは設計図の段階でほとんど考えてあるから、もうあとは設計図の通りに編んでいくだけ。(多分)
ベストの前側の布と、後ろ側の布をそれぞれ編んで、
脇と方の部分で接ぎ合わせ、襟と腕回りを編めば完成。
大物を編むたびに思うのですが、
これがソーイングだったら布を型に合わせて切って、縫い合わせれば良いところ、
布作りからやってるあたり、編み物って狂ってるなあ(褒め言葉)。
横幅が大きいので棒編み針の反対から抜け落ちてしまったり(玉付きの針をケチっているので)(フォロワーさんに教えて貰いキャップを導入して解決)、
途中編み目がおかしくて製麺したり(編んだ毛糸をほどくと縮れ麺のようになるので、我々の界隈ではそう呼んでいる)、
最後なんて糸が足りなくて(オリジナルの糸だからおそらく追加購入できない)、
襟や腕周りのデザインを変えたり、試しの編み地を解いて利用したりと、チキンレースでした。
完成!
そんな感じで完成したのがサムネイルの画像。
こちらは那月くんの服装と合わせて、シャツに合わせてみた。
予想通り、色がとても綺麗に出た! よかった!
思ったよりチクチクするので、やはり下にシャツは必須のよう。
推しの服を作りたい気持ちで始まって、結局近からず遠からずのようなものが出来上がったけど、まぁいい感じのベストに仕上がって良かったんじゃないかな。
パッとした色なので、ボイトレの発表会にでも着ていこうと思います。
棒編み針でのベストは初めて編んで、紆余曲折あったけど、
なんとかしようと工夫して突破する工程は結構楽しかったりします。
また何か編んでみようと思います。(今実は編み物の通信講座を受けているので、次はもっと上手くできるはず。。。)
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