日本手芸普及協会通信講座 編み物 棒針編み入門科を受けました【前編】

2024年2月7日ハンドメイド日本手芸普及協会通信講座,棒針編み,編み物

はじめに

2023年2月上旬ごろから、日本手芸普及協会通信講座 編み物講座の棒針編み入門科の受講を開始しました!

この記事では、講座についての説明、制作した作品の紹介、講座の前半部分を受けてみた今のところの感想をお伝えしたいと思います。受講を検討されている方、気になっている方の参考になったら嬉しいです。

日本手芸普及協会通信講座 編み物講座について

日本手芸普及協会の編み物講座は、編み物の一通りの知識・技術を学び、高めることができる講座です。(公式HP

入門からはじまり、下の画像のように順にステップアップしながら学んで行くことが可能です。(ステップ毎に申し込みをおこなうので、途中で止めてもOK)

入門科・講師科・指導員には、それぞれ棒針編みかぎ針編みのコースが内訳であります。

基本的にどの課程も通学(対面)での受講となりますが、入門科と講師科は通信講座が用意されています。通信講座用のスマートフォンアプリがあり、アプリ上で動画を見て学んだり、質問したり、作品の完成・途中の写真を送って技術チェックして貰いながら進めます。

アプリのトップ画面。他にも気になる講座が・・!

講座を受講した理由

私が今回、講座を受講した理由としては3つです。
・プロの目から客観的に見た出来具合が知りたかったから(綺麗にできているか)
・見よう見まねの自己流ではなく、正しい技術を身につけたかったから
・師範です!ってドヤ顔してみたい(シンプルにかっこよさそう)

今後オリジナルの作品を編んで販売してみたり誰かにプレゼントしてみたりすることを考えたら、客観的に見て自分の技術はどういったレベルなのかが知りたいというのが1番の理由。ここはプロの方に見て貰うのが最適なんじゃないかと判断しました。ついでに網羅的に技術が学べたらラッキー。

実は数年前に、かぎ針編みの講師科は受講済みなので、どうせならいけるとことまでやってみたい。師範の方の作品はほんっっっとうに綺麗だとSNSで見たので・・。

カリキュラムで制作した作品

ここからはカリキュラムで作った作品を紹介していきます!

ハンドウオーマー

ハンドウオーマーです。制作にかかった期間は13日。

編み方は基本の2つしか使っていないのですが、それでもちゃんと模様が出るんだな~~という発見。(ガーンジー模様というらしい)

閉じはぎを初めて正しい方法でやったのですが、正しい方法だと境界線がわからないくらい綺麗に閉じれるんだなという驚きと、編み地の構造(糸がどう絡まっているか)を把握する大切さを学びました。なかなか慣れるまで時間がかかり、2、3回やり直し、なんとか慣れた気がします。

ニット帽

ニット帽です。制作期間は36日間。アラン模様祭りでした。

アラン模様は個人的にはニットの王道というか、受講前はアラン模様ばかり編んでいたので、模様の部分は良かったんだけど。

下側のゴム編みとの境目と、ゴムの端っこの部分(ゴム編み止め)でかなり苦戦。もう修復不可能なんじゃないかと半泣きになりながら先生に相談しました。先生が優しくて、何段階かにわけて少しずつ見て貰いながら進めて、なんとか最初からやり直しは防げました。先生本当にありがとう。。。

マフラー

マフラー。制作期間は24日間。

編み方自体はすごくシンプルなのですが、その分同じ編み方をひたすら続けていかないといけないのは本当に修行でした。。。5時間くらい同じことの繰り返しをしていたら頭おかしくなりそうでした。休憩や気分転換って大事ですね。。。

マフラー一本編むってこんなに大変なんですねと提出時に先生に伝えたら、
良い糸を使えばその分原価も上がるし、これだけ手間がかかると、手編みのマフラーは高級品ですよね。と。

私は高級品を作っているのか。
実は、今まで作る方が好きで完成品にあまり興味を持てなかったのですが、手編みは高級品であり、高級品を作り出しているという意識を持てたのは、良い学びだったなと思いました。

その他編み地

練習用に、編み地もいくつか作って提出します。だいたい1枚2~3日で作ってます。

シンプルな編み方を組み合わせるだけできれいな模様ができること、また毛糸の色をちょっと変えるだけで雰囲気が変わるという発見があり、楽しい工程でした。

知らない編み方も沢山学べました。自分で選んだ・気に入った編み方しかしていないと、やはり偏るので、網羅的に学べるのはいいなと思います。学んだことのあれやこれや使ったり組み合わせたりしたら、良い作品作れそう・・妄想しているとワクワクしてきます。

講座を受けてみた感想

講座の前半が終了した時点での感想を書いていきます。

・先生のサポートが手厚い
受けて良かったと思ったこと第1位。ニット帽の節にも書きましたが、自分の力ではもうどうしようもないところで助けていただけたのが、本当にありがたかったです。他にも「ここの部分が歪んでいるような気がして・・」みたいなちょっと気になったことにも丁寧にアドバイスをくださったり、感想を話すと+αな知識を返してくださりました。技術面はもちろん、とても丁寧に返してくださるのが凄く良かったです。添削もだいたい翌日には返してくださるスピード対応です。

・網羅的に学べるのが良い
講座を受けているからこその話なのですが、技術的に偏りなく満遍なく学べるのが良いです。やってみて初めて「この模様(編み方)良い!」と思う発見もよくあります。
一旦選択肢を広げた上で「そのなかであえて自分はこれを選ぶ」みたいなことをするのって大切だと思っていて、それをできるようにするためにも、広く浅くもひととおりを学ぶという工程は、大切なんじゃないかなと思ったりもしています。

・期限があるのが良い
この講座は半年間という期限が設けられていて(お金を払えば延長は可能)、期限があるからこそ自分の尻が叩けた気がします。ダラダラやって結局やりきれなかったとかあるあるですからね・・・。

・テキスト+動画のカリキュラムは便利
紙のテキストに加え、動画で手指の動き・糸の動きを見られるのがめちゃくちゃありがたかったです。正直、絵だけの説明ってよくわかんないんだよね・・。

・仕組み上、実物を見て貰えないのはデメリット
こちらから質問する際、伝える手段は写真と文面のみ。対面で実物を見せて相談できたらもっとスムーズなんだろうな~とは思いました。通信講座だから仕方がないんですけどね・・。指導員以降は対面のみなので、そのタイミングで相談すれば良いかと、一旦保留にしていることもあります。まぁまだ入門だしね。

まとめ

今回は、日本手芸普及協会通信講座 編み物講座の棒針編み入門科の前半部分を終えた段階での感想、制作した作品を紹介しました。入門科が全部終わったタイミングで後半部分もまとめたいと思っています。

講座の受講を検討している方の参考になったら嬉しいです!

ここまで読んでいただき、ありがとうございます!

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Posted by めあり