日本手芸普及協会通信講座 編み物 棒針編み講師科が修了しました!
2024年6月末に、日本手芸普及協会の通信講座「編み物 棒針編み講師科」を修了しました。
この講座を通して学んだことや制作した作品、講座を受けた感想などをお伝えしたいと思います。なお、各作品の具体的な作り方については解説できない点、ご了承ください。
講座の内容
現在、日本手芸普及協会が主催している編み物講座の受講に挑戦しています。
この講座では、入門科からはじまり、講師科、指導員コース、準師範、師範の順にステップアップしていきます。それぞれの科に課題が設けられていて、それをクリアすると次のステップに進めます。
私は今回、棒針編みの講師科を受講しました。
「入門科」についてはこちらの記事で記載しています。もしよろしければ併せて読んでいただけるととても嬉しいです!
今回の「講師科」を修了すると、次のステップである「指導員」に進むことができます。
また入門科の内容を教えることができると認定され、協会に申請すれば教材の内容で自分の教室を開くことができます。
講師科の学習内容としては、「自分に合ったサイズの服を編むスキル」を習得することを目的として、採寸や製図、ゲージの取り方などを学びます。講座期間の目安は1年間。
入門科と講師科は、教室での対面レッスンと、通信講座での受講の2種類があります。私はマイペースにやりたかったので通信講座を選択しました。通信講座は課題や作品の写真をシステムにアップして、講師の方に添削してもらいながら学習を進めていきます。
制作した課題、学んだこと、感想
1. プルオーバー
この課題では、自分の身体のサイズを測って(採寸)、自分の身体に合うように計算したプルオーバーを編みました。模様から2種類のうちから1つを選ぶことができます。
製作期間は約4ヶ月で、編みにかけた時間は約131時間。
採寸や製図の知識は一旦かぎ針編みの講師科で学んではいましたが、久しぶりだと忘れていた内容もあり、良い復習になりました。無事に良い感じのサイズ感で仕上げることができてよかったです。
袖のある服を作るのも初めてだったのですが、袖や胴体の部分(身頃)の各パーツの繋ぎ方などもわかりやすく解説されていて、スムーズに完成まで到達できました。
また、入門科で苦労してた「綴じ」や、袖口などのゴム編みが、今回はスムーズにできました。多少なりとも成長してるんだなと感じられて嬉しかったです。
フレアスカート
こちらでは、自分サイズのフレアスカートを編みました。
製作期間は約4ヶ月、編みにかけた時間は121時間くらいです。
このスカートは、上から下に向かって徐々に広がっていく形になっているのですが、そのような形で模様を上手く配置する設計方法「分散増減法」というものを学びました。
プルオーバーでは、いくつかのパーツをそれぞれ編んで合体させる方法で作成していたので、各パーツの編み終わりが一つの区切りとなり、長期間でもメンタルを保ちながら編み切ることができましたが、スカートはパーツが少ないので区切りがなくて結構しんどかったです。
ダイエットも並行して行っていたせいで、スカートが完成した頃には身体のサイズが小さくなっており、ぶかぶかに仕上がってしまいました。結果的に自分のサイズに合ったものにはなりませんでしたが、痩せた方が編む量が減る、という学びもありました(笑)。
講座を終えての感想
ひとまず、講師科も無事修了できてほっとしています…!
今回の講座で、棒針編みにおける「図案(製図・編み図)を作る・微調整する」「図案に好きな模様を配置する」方法について、基礎というか、だいたいこんな感じなんだな、ということが学べたと思います。
かぎ針編みと同じところも多少はあるものの、棒針編みならではの考え方もあって、そのあたりをきちんと学べたのがよかったなと思います。また大きめの作品を2つも編めたのがとても自信になりました!
入門科に引き続き、今回も通信講座で受講したのですが、動画でのレクチャーと、講師の方からのフィードバックがあったおかげで、とてもスムーズに進めることができました。
講師の方のも、こちらの疑問や感想に丁寧に返信してくださるので、その暖かさと、経験や知識の豊富さに、安心して進めることができました。本当に感謝です。
通信講座には直接対面で指導が受けられないというデメリットもあるかもしれませんが、私は特に困ることなく進めることができました。対面であれば、直接現物を見た上での細かい部分でのアドバイスも得られるかもしれませんが、通信講座で十分よかったなと感じています。
まとめ
講師科を修了して、棒針編みのスキルを向上させることができたと思います。
せっかく始めたので、ここでとどまらず、次のステップにもどんどん進んでいきたいと思っています。指導員コースを受けるために11月から教室に通うことを決めました(指導員コース以降は対面が必須)。
教室はだいたい平日にやっていることが多いので、仕事を調整したりしないといけないのがちょっと大変ですが、そこには同じように編み物を学んでいる人たちがいるので、その人たちとの交流や、作品展などもあるみたいで、とても楽しみです。
というわけで、今回は講師科の通信講座の感想でした。編み物に興味がある方、より詳しい知識・技術を得たいと思う方には、おすすめです。興味があればぜひ挑戦してみてくださいね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません