趣味でボイトレに6年間通った結果、人生がちょっと豊かになった話【体験談】
カラオケ、や歌うことが好きな人は、一度はボイトレのスクールや教室に興味を持ったことがあるのではないでしょうか?
私は趣味で、ボイトレ(ボーカルレッスン)に6年間通っています。
通い始めて良かったな~と実感していますし、今後も続けたいなと思っています。
この記事では、6年間ボイトレに通った効果、通って良かったと実感したことを詳しく書いていこうと思います。
迷われている方の参考になったら嬉しいです!
通い始めた経緯きっかけ
そもそも何故始めたのか? どんなところに通っているのか?についてお話しします。
もともと歌うこと・・・カラオケがめちゃくちゃ好きでした。
家族で移動中の車の中ではずっと歌ってたし、10代の頃は友達と頻繁にカラオケに行ってました。
大人になって働きはじめ、「仕事」と「生きるための最低限のこと(衣食住&睡眠)」しかしない生活になり、
「このままでは、楽しくないまま人生が過ぎてしまう・・・」
「何か一つでも生活に楽しみが欲しい!!!」
「大人になったって習いごと始めてもええやろ!!!!!」
と思い始めました。(今から思うと欲求が爆発している・・)
家から近いところにボイトレはないのかと調べたところ、歩いて10分程度の場所に音楽のカルチャースクールを発見。(子どもがピアノ教室に通うような感じでしたが、生徒は大人も結構いました。)
そこで良い先生に出会い、6年間通い続けて今に至ります。
「これを仕事にして生きていくぞ!」というよりかは(いいなとは思うし、正直憧れはあるけどね)、ただただ楽しくて、10代の頃カラオケに通いまくった感覚で続けている状態です。
今の私のポリシーは、「人生楽しんだもの勝ち♪」
ボイトレに通った効果
6年間ボイトレに通って、こんな効果がありました!
- 確実に人生の楽しみができた
- 効率よく歌唱力が向上した
- 耳が良くなった
- 緊張しいの私が、人に披露しはじめた
確実に人生の楽しみができた
「仕事&生きるための必要最低限の生活」よりも確実に楽しい時間が増えました!
当然なんですけど、レッスンの日が来れば行かなければなりません。
お金も払ったし、先生も待ってますからね。笑
この強制力がなければ、休日はひたすらダラダラして終わっていたと思います。。。
また音楽という視点からの世界の解像度がちょっと上がったのがものすごく面白かったです。教養、といった感覚でしょうか?
教わるうちに「どういう理屈で歌が上手くなるのか?」「世の中で絶賛されている歌手や曲はどこが素晴らしいのか?」を知っていきます。
その知識を前提に、歌ってみると出来上がる音楽の雰囲気が変わったり、好きな曲を聴いてみると新たな発見があったりする。これがめちゃくちゃ面白い。
先生曰く、まだまだ私の知らない知識がいっぱいあるとのこと。そこに触れ、驚いていけると思うと、とても楽しみです♪
効率よく歌唱力が向上した
ボイトレに通ってスキル面も向上したと思います!
実際に先生からも「出会った頃より断然上達してますよ!」と言っていただけています。(私は先生の言葉を信じます。笑)
具体的に、私が実感しているのは「音域が広がった」「伴奏や歌詞に合わせてニュアンスの変化が出せるようになった」ことです。
先生が「私の改善ポイントはどこなのか」「改善するためには何をすべきなのか(理由付き)」をロジカルに教えてくださります。なので私もしっかり納得した上で、先生に言われた通りを実践することができました。
また、「ここを改善するには時間かかる」ということも正直に教えてくださりました。
歌唱、というのは結局「筋肉」を使っておこなうもの。
筋肉を作り上げ・自分の意思通り使えるようになることが重要です。
人間、1日でボディビルダーにはなれないし、1日でプロ並の野球スキルを得られないのと同じように、歌が上手くなるには積み重ねていく必要があります。
独学でやっていたら、「自分の改善ポイントがどこか」「何をしたら改善するのか」なんてすぐには気づけなかっただろうし、なかなか上達しないことが辛くなって練習をやめてしまっていたかもしれません。
効率よく、また継続できているのは先生のおかげです。
耳が良くなった
自分の「耳」、つまり音楽を聞きとるスキルが、断然向上したと思います。
練習をしていると、色んな声の出し方を学びます。
シンプルに真っ直ぐ出す歌い方。
裏声を使った歌い方。
頭に響かせた歌い方。
吐息混じりな歌い方。
喉を絞めた少し苦しそうな歌い方。
跳ねた歌い方、フレージング、ビブラート、しゃくり、フォール。
練習を進めると、聞いているこの声は上記のどれにあたるのか、徐々にわかるようになってきます。
そしてそれがわかった上で、自分の好きな改めて曲を聞いてみると、その曲への理解度がめちゃくちゃ高まります。
「このタイミングでそう歌うのか~~~!ということは歌ってる人はこのフレーズ=価値観を大切にしているんだなぁ」と思ったり「歌っている人、凄く楽しそうでいいなぁ^^」と思ったり。
また自分の歌に対しても評価軸が増えたように思います。
今までは「音程・リズムをしっかりとる」くらいしか意識・評価できていいなかったところが、「この部分は自分が共感していて、しっかり表現したいから、こう歌おう」みたいな工夫の試行錯誤に取り組むようになってきました。
耳とともに、「音楽で表現する」ということが少しずつできるようになってきたように感じます。
緊張しいの私が、人に披露しはじめた
自分一人で練習と上達を実感する。
最初はそれだけで楽しかったのですが、そのうちこんな感情になりました。
「せっかく上手くなったんだから、誰かに聞いて貰いたい」
ここで私の最推し、うた☆プリ 四ノ宮那月くんの言葉を引用させてください。
僕はあなたのおかげで歌うことができるんです。
歌は聞いてくれる人がいないと成り立ちませんから!
うたの☆プリンスさまっ♪ Shining Liveより
首がもげて吹っ飛ぶくらい共感しました。ほんとそれ。それなんですよ!!!
とはいえ、同年代の友達はもうカラオケなんて行かない子が多いし、バンドを組むと言ってもメンバーを集めるのが大変だし。(過去に応募したけど白紙になった経験もあります。。。)
ということで誰かに聞いて貰うべく、「ポケカラ」という、カラオケ音源を利用して歌って投稿するアプリを始めました。
もともと、人前に立つことがとっても苦手な私。
たくさんの視線が集まると心臓バクバクで目の前が真っ白になるくらい、緊張しいです。
録音と投稿もかなり緊張しました。
それでも「せっかくなら誰かに聞いて貰いたい」というモチベーションで、なんとか投稿しました。
投稿しているうちに、徐々に慣れてきたように思います。慣れるもんなんですね。。。
本気でやってたら、苦手なことにも挑戦できる。そんな体験ができたように思います。
まとめ
今回は、私が6年間ボイトレに通った結果について、詳しく書いてみました。
歌うことに限らず、「何かに一生懸命取り組むこと」は、人生を豊かにするものだと思います。
プロにならなくったって意味はあるのです。
ボイトレに通おうか迷われている方の背中押し、誰かの行動のきっかけになったらとても嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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