【体験記】コロナに罹ってから治るまで【かかるもんじゃない】
8月下旬、新型コロナウイルスにかかりました。
本記事では、コロナにかかってから熱が下がるまで、また熱が下がった後にどのような症状があったか・どうやって乗り切ったかをまとめています。
事例の一つとして読んでいただけると嬉しいです。
結論としては軽症で済みましたが、それでもめちゃくちゃしんどかったです。
全人類、つらい思いをせずに済むなら済んだ方が絶対良いです。
この記事を読んだ、一人でも多くの方が、つらい思いをしませんように。
つらい気持ちを少しでも軽減できますように。
コロナにかかるまで
今「どうしてコロナにかかったんだろう」と振り返ってみると、原因かなと思うことが3つありました。
- 夏バテと仕事の繁忙期で疲労が溜まっていた
- ダイエット中で食事を控えめにしていた
- 電車の中でマスクをしていなかった
熱が出る2日前に外に遊びに出たのですが、
移動中の電車で隣に座った方が、すごーくしんどそうにされていて。
咳はされていなかったし、もちろん会話をしたわけでもなかったのですが。
仕事はリモートでほとんど外に出ていなかったし、家族やこの日に会った友人はコロナにかかっていないし、かかるならこのタイミングかなと・・・。
ちょうど抵抗力が低下していたタイミングで、暑くてマスクも外しちゃってたのですよね。世間的にもマスクしない派の人が増えていますし。油断しましたね。。。
コロナ発症0日目：背中の痛み
これはコロナの症状かわかりませんが、熱が出る前日、ものすごい背中の痛みを感じました。
主に背骨周りの筋肉の痛みです。
深呼吸をしたり、身体をひねったりすると激痛。
座っているだけでも、横になっても痛い。ロキソニンテープを貼っても治まらず。
仕事が忙しかったし、疲れが溜まったのかなぁと思っていましたが、
タイミングを考えると、もしかしたらコロナの症状だったのかもしれません。
コロナ発症1日目：発熱
夕方あたりから、なんだか体調が悪いなぁと熱を測ってみたら『37.3』。
大人になってからほとんど風邪もインフルもやっていないし、疲れで体調が悪いときもだいたい36.9。珍しいな～とは思いました。
仕事終わり、夜に測ってみたら『38.3』。
腰と太ももの筋肉痛のような痛み。
ちょうど数日前からスクワットで筋肉痛になっていたから、そこにキているような感じ。
そしてものすごい寒気。
この日の夜も暑い日だったのですが、エアコンつけていない方がむしろ寒気を感じないなと思うくらいでした。
寒気で夜中に何度も目が覚めました。
寒くて布団を頭までかぶり、そのうち暑くなってきて布団を剥がす、この繰り返しでした。
コロナ発症2日目：病院へ
熱は『38.3』。朝、コロナワクチンを接種した病院に電話し、発熱外来を予約。
金のペーパードライバーのワタクシ、徒歩20分で病院へ。
この日も寒気が酷かったです。
外を歩くには熱中症が怖かったけど、エアコンで涼しい部屋にいるより寒気を感じず、むしろ楽なのでは？ と思いながらてくてく。
病院では別室に通され、そこに看護師さん・お医者さん・薬剤師さんが来てくださるスタイル。この部屋はエアコンがかなり効いていてしんどかったです。。。
（下手にスイッチ触って良いのかわからずエアコン切ることもできず・・）
鼻の粘膜でコロナとインフルエンザの両方を検査して貰い、コロナ陽性確定。
お医者さん「お薬どうします？ とりあえず解熱と、喉の痛み止めいります？」
このときはとにかく寒気がつらく、喉はそれほど痛くなかったので、解熱剤のみにしていました。このとき喉のお薬を貰わなかった自分を、後で恨むことになります。
薬を飲んだら熱は『36.9』まで下がりました。
ただし4時間くらい経過すると薬の効果が切れ、また熱が上がってきます。
1度薬を飲んだら、間隔を6~8時間明ける必要があり、
次飲める時間まで耐えないといけないのも、なかなかしんどかったです。
この時は喉の痛みはなかったので、とにかく食べられそうなものを！とフルーツゼリーを食べました。
このとき食べたフルーツゼリーが、なんだかめちゃくちゃ薬の味がして不味かった。これが味覚障害・・？ でもこのゼリーだけだったんですよね。。。
コロナ発症3日目：喉の痛み
薬が切れた状態で、熱は『37.5』。
熱は下がってきた感じがしますが、今度は喉の痛みが強くなってきました。
かなり強めの痛みで、水も、唾液ですら飲み込むと激痛でした。
水や唾液って、固いんですね。 固い、と感じました。
薬を飲むために、何かお腹に入れないと行けないんだけど、
バナナのゼリー飲料、半分が限界という感じ。
（介護関係の視覚を取った母曰く、薬前に食べる量はゼリー一口分くらいでも良いらしいです）
この状態で唯一飲めたのは「梅昆布茶」。
Twitterと友人達に教えて貰いました。ほんとに梅昆布茶だけは問題なく飲めたのでびっくり。
ちょっとお行儀が悪いですが2番煎じも試してみたら痛かったので、昆布のとろみか何かが良いのかもしれません。
出汁の効いたスープを飲んでいる気持ちにもなり、空腹でやられてたメンタル的にもかなり良かったです。
のど飴はあまり効きませんでした。美味しくはあった。
あとこのタイミングでなんと生理が来ました。
ただ熱のしんどさと、飲んでいた痛み止めのおかげで、いつものような痛みを感じなかったのが不幸中の幸いです。
コロナ発症4日目：鼻水・痰
熱は変わらず、『37.5』。
唾液は飲むと痛いので、飲むのを辞めました。
すると口の中が、唾液と、後鼻漏の鼻水ですぐいっぱいになります。
ベッド脇に大きめのレジ袋を用意して、その中に唾液・鼻水・痰を吐いていました。寝るときはバスタオルを畳んで下に敷いて寝ます。
（ベッドのシーツまでベタベタになるんじゃないかと思ったけど、意外とそうでもなかった）
この辺りから起きていられるようになってきたので、ひたすらYouTubeで時間を潰しました。「暇を潰す」という行為をするのはもう20年ぶりでなんだか新鮮。
数日間シャワーも浴びれず身体も髪の毛もベタベタだったので、動ける時を見計らって濡れタオルで身体を拭いたり。
後この辺りでメンタルがけちょんけちょんになりました。
喉が腫れたせいか、気づいたら声が全く出なくなっていたので（夫とのやりとりもLINE越しだったので声を出す必要もなかった）、ずっとやってきた歌の趣味はもう辞めてしまおうか、とか。仕事休みすぎて申し訳ない・・とか。。。
コロナ発症5日目：鼻水・痰が続く
熱は薬なしで『37.3』。
ようやく唾液が飲み込めるようになって感動しました。
飲み込むと、今まで腫れに腫れていた喉に形ができているように感じる。
痛くはあるけど、激痛ではなくなった。いっそのこと生理痛のほうが痛いまである。
丸1日、唾液を飲み込まないようにしていたのがすっかり癖になってしまっており、今度は飲み込むように意識し始めました。
この日は、アマプラで会社の同僚に教えて貰った『バチェロレッテ』を見ました。
シーズン1つで丸一日潰せたので、これはちょうど良い暇つぶしコンテンツ。
内容も良くって、わたしも人に対してもっと真剣に向き合わなければなと姿勢を正す思いになる。画家のお兄さんとローズくんがとても良かった。
まだ少し熱はあるものの、もう耐えられずにシャワーも浴びた。
やっぱり濡れタオルで拭くのとは全然違って、とてもすっきりして感動する。
そして喉の痛みが治まったので、何か食べねばと、とりあえずおかゆから。
問題なく食べられましたが、胃がかなりびっくりしていそうな感じでした。
コロナ発症6日目：強めの咳、社会復帰
熱は『36.9』。ようやく下がりました！
声も、ガラガラではあるものの、少し出るように。
午前中は、溜めてたゴミの処分や、ベッドシーツの洗濯などに動きました。
午後からは仕事に復帰。正直大事を取ってじっくり休みたくはあったけど、何日も休むのはやはり気が引けてしまいます。リモートなので熱さえ出なければ仕事はできちゃうし。
ただ喋っている間に咳が出始めたり、一度出始めると咳が止まらなくなってしまうので、接客（もちろんリモートで）がちょっと憂鬱でもあった。ミュートをするタイミングを常に見計らう。
ご飯もいつも通りに戻したのだけれど、胃が完全に小さくなっていました。
以前より量は減らしたのに食べ過ぎてしまった感じがするし、強めの咳で少し吐き戻しました。
体重もしっかり減っていて、コロナ前と比べて-3kg。
ダイエット中ではあったがこんな形で減らすつもりはなかった。まぁその後1週間くらいで1kgは戻ってしまったんだけど。
コロナ後遺症：咳・疲労感・声の枯れ・ホルモンバランスの乱れ・メンタルの荒れ
コロナ後遺症、といって良いのかわかりませんが、発症から3週間経った今も微妙に残っている症状について語っていきます。
まずは咳。
3週間経った今も、さすがに熱が下がった直後よりかはマシだけど、ずーっと残っています。
私は夕方～夜の間に増えてきます。強すぎて、吐き戻したりするし、胃の辺りの腹筋が筋肉痛になりました。
深夜も咳は出続け、目が覚めてしまうので全然眠れない。疲労感や倦怠感は、眠れていないからなんじゃないかと思います。
ロキソプロフェンやイブプロフェンを飲めば、炎症を抑えられるので、そこそこ咳も減ります。
病院に行って咳止めや吸引を貰ったほうが適切かもしれませんが。
そして、声の枯れもそこそこ残りました。
発症から2週間で、ようやく出せるようになってきたってくらいかな。
普通に話す分にも相手に違和感を感じさせてしまっていたのと、
歌う時にファルセット（裏声）が全く出せない状態がでした。
そしてこれは今も続いているのですが、ホルモンバランスが乱れたようで、いつも整っていた基礎体温に異常が出ています。
いつもなら高温期になるタイミングなのに、高温期になってくれなくて・・・生理は予定より少し早めに来たじゃねぇか。
まぁこれは様子見です。月単位でしか様子見できないのがもどかしい。
あと、コロナで寝込んでいるうちに季節が変わってしまったようで、風が変わったのを感じてまた感傷的な気持ちになりました。
買っておくと良い物
コロナになったら、あるいはコロナに備え、買っておくと良いものを挙げておきます。
- GREEN DAKARA
- 梅昆布茶
- バナナのゼリー飲料
- レジ袋
- 除菌シート
上3つは、喉の痛みがあってもなんとか飲み込めた物。
飲み込むのがつらかったので、水分とミネラルをGREEN DAKARAで摂って、なんとか命を繋いだ感があります。
そして梅昆布茶が本当に救世主だった。
ゼリー飲料も夫に沢山買ってきてもらったんだけれども、ビタミン摂取量的に1日1袋までっぽいので注意です。
レジ袋はゴミ捨て用です。
ドアノブ等は、触った後、消毒に拭いて回るの大変なので、除菌シート越しに触るようにしました。
その効果か、夫には感染せずに済みました。
私と接するときはマスクをしていたとか、そもそも夫の抵抗力が強かったとか、あったかもしれませんが、絶対うつると思っていたのでこんなことあるんだと思いました。
まとめ
今回はコロナにかかってから回復するまでの症状、どのように過ごしたか、後遺症まで書いてみました。
本当につらいので、かかっていない方は、そのままかからないでいて欲しい。
かかってしまった方は、1週間ほどすれば治るので、これを期にゆっくりご自愛ください。
マスクは復活させようと思います。