【TRPG初心者プレイヤー向け】ざっくりわかった気なれる「TRPGってどんなゲーム?」【体験談】

2023年11月1日オタ活

皆さん、TRPGってご存知でしょうか?

私は名前だけ知っている程度で、なんだか難しそうなイメージがあったのですが、
先日友人から誘われ、TRPGデビューをしてきました!

TRPGを初めて遊んだ人間から、TRPGに興味がある方向けに、
「TRPGとは?」といった解説と、初めて遊んでみた感想を書いてみようかと思います。 

TRPGってなに?

TRPG = Tabletop Role-Playing Game。
テーブルトークロールプレイングゲームの略です。

ロールプレイングゲームとは、ざっくりいうとこんなゲームのことです。

  • シナリオと、そのシナリオ上で動く主人公や他のキャラクターが存在
  • キャラクターには攻撃力やHPなどのパラメータが存在
  • キャラクターを操作することで、目的達成を目指す

ドラクエ、ポケモン、FFなどをイメージしていただくと良いかと思います。

私が人生で初めて遊んだゲームがポケモンなので、ポケモンに簡単に当てはめてみると、こんな感じ。

  • ポケットモンスターには、主人公やポケモンが登場する
  • ポケモンには攻撃力、HPなどのパラメータが存在
  • 主人公を移動させたり、バトルを繰り返すことで、ポケモンマスターを目指す

これをゲーム機ではなく、
テーブル上で話しながら(テーブルトーク)進めよう、という遊びが、TRPGです。

TRPGを遊ぶ上で必要な事前知識

TRPGをやるにあたり、事前に知っておいたほうが良い知識がいくつかあります。

  • ルールブックとゲームシナリオ
  • 進行役とプレイヤー
  • サイコロ
  • キャラクター
  • TRPGオンラインセッションツール

ひとつひとつ解説していきますね。

ルールブックとゲームシナリオ

ルールブックとは、その世界の世界観(ルール)が記載された本です。
ポケモンで例えると、「この世界にはポケモンがいる・・」というのがルールです。

このルール上で作成されたシナリオに沿って、ゲームが展開されます。
ポケモンでもバージョンによって、登場する街、悪の組織、話の展開がちょっとずつ違いますよね。これがシナリオの違いです。

シナリオは自分で作ってもOKですが、ネットで公開されているものもあります。

進行役とプレイヤー

TRPGは基本的には複数人でやります。
そして進行を管理する進行役を1人決める必要があります。
(GM:ゲームマスターや、KP:キーパーなどとも呼びます)

進行役は、名前の通りシナリオを進行させる役割を持ちます。
ゲームの導入シナリオを読み上げたり、現状がどうなっているかを管理・プレイヤーに伝えたりします。
プレイヤーにゲームをうまーく進めてもらうことが進行役の使命です。

これに対し他プレイヤーは、自分のキャラクターを操作します。
進行役から伝えられた状況や選択肢に対し、キャラクターに取らせる行動を選択したり、状況に合わせセリフを言ったりします。

またもやポケモンに例えるとこんな感じ。

進行役「野生のピカチュウが飛び出してきた!
プレイヤーは一番先頭のポケモンを出します。
たたかう・アイテム・ポケモンを変える・逃げるを選ぶことができます」
プレイヤー「たたかいます! フシギダネ、たいあたりだ!」
進行役「ピカチュウに10のダメージ!」

基本的には、プレイヤーは行動を選択・その場面に適したセリフを言えばOK
あとは進行役に任せてしまえば大丈夫。笑

サイコロ

シナリオやルールによっては、サイコロの目によって選択が変わったり、
行動が成功・失敗する場合があります。

ポケモンでも、「ピカチュウのじゅうまんボルト」は成功する場合もあれば、うまくきまらない場合もありますよね。
サイコロの目によって、「ピカチュウのじゅうまんボルト」が成功するのか失敗するのかを決めます。

サイコロを振るタイミング・値による対応は進行役の言う通りにすればOK。
とにかくサイコロを振るんだな・・と頭に入れておけばOK。

キャラクター

プレイヤーが操作するキャラクターを、遊ぶ前に用意しておく必要があります。

ポケモンでいうと「サトシ」「シゲル」「レッド」「グリーン」などなど。

シナリオによりますが、キャラクターはプレイヤーの好きなように用意することができます。
他世界のキャラクターや推しを登場させてもOK。
創作キャラや自分自身を登場させてもOK。

またキャラクターにはHP/MP/攻撃力などを設定しておく必要があります。
どのようなパラメータをどのように割り振るかは事前に進行役に聞いておきましょう。

またオンラインでやる場合はキャラクターの画像を用意しておくと良いです。
状況がより可視化されてプレイしやすくなります。
個人的に遊ぶだけであればネット上に転がっている画像を使用してOKですし、
オリジナルキャラクターを作成するなら「CHARAT」などのアバター作成サービスを使用すると良いです。

ゲーム中ではプレイヤーは自分で作ったキャラクターを操作し、またキャラクターになりきって発言したりします。
(ごっこ遊びのように)(これがちょっと照れくさい)

TRPGオンラインセッションツール

特にオンラインでは、TRPGで遊ぶためのプレイルームを提供しているサービスを使用することが多いです。

サービスによって様々ですが、
各キャラクターのパラメータ(HP/MPなど)を表示させたり、
サイコロを振ることができたり、チャットなどができたりします。

背景画像やBGMを登録しておくことができ、場面に合わせて切り替え・流したりすることで、プレイ中の空気が盛り上がります。
進行役が事前に準備しておいて、プレイするタイミングでプレイヤーにURL送付することがほとんどだと思います。

プレイヤーは事前に用意していたキャラクターをプレイルームに登録し、ゲームを開始します。
登録の仕方なども進行役に質問しましょう。

初TRPG体験談! プレイと感想

ここからは私のTRPG初プレイの内容を書いていきます!

プレイ内容

今回はTRPGデビュー、初心者向けということで
「ロッカー」というシナリオをプレイしました。

プレイヤーはロッカーがある部屋に閉じ込められ、ここから脱出するのが目的です。
いわゆる脱出ゲームですね。

ゲームマスターは誘ってくれた友人、プレイヤーは私と友人2人。

プレイ画面はこんな感じ。

シナリオやキャラクター、その他諸々は進行役の友達が用意してくれました。
ココフォリアというTRPGオンラインセッションツールと、通話にLINEを使用しました。

感想:今まで使ったことのない頭の使い方をする!

今回は脱出ゲームで謎解き要素が強かったのもあったのですが、
めちゃくちゃ頭を使いました
謎を解く以外にも、プレイヤーは決まったルールに従っていれば何でもできるので、行動の幅がめちゃくちゃ広いです。

例えば、画像にはロッカーがありますが「これ以外にこの部屋に何があるか」を調べる、ということも可能です。
固定概念に囚われず、自分で何ができるのかを考え、行動するのが大切なようです。

そして行動する前に「本当にその行動をしていいのか?」を考えることも必要です。
その行動をすると展開によっては被害を受ける可能性もあります
行動することによるデメリットを考慮した上で行動しなければなりません。

私は脱出ゲームのノリで「とりあえず開けよ!」とロッカーを開けたのですが、
たまたまトラップが仕掛けられていて、結果SAN値(メンタルのHPみたいなやつ)を削られてしまいました。

一緒に遊んでいたプレイヤーは開けるのを躊躇っていたことがあったので、
なんでやろ?と思っていたらそういうことでした。笑
開けないと話が進まないときもあるので、必要な被害だったりもします。

そんな感じで、TRPGって結構頭を使うんだな・・という感想を持ちました。
普段こういう頭の使い方をしていないので、なかなか新鮮でした。
自分の行動に対するメタ視点が育ちそうだなと感じました。

まとめ:頭を使うゲームが好きな人は特にオススメ!

今回は始めてTRPGを遊んでみた経験から、
これからTRPGを始める方向けに、どういった遊びなのかを紹介してみました。

今までとは違う物事の捉え方をするので、めちゃくちゃ脳トレになるように感じました。
脱出ゲームや、パズルゲーム、頭を使うのが好きな人は特に楽しめると思いますので、是非一度遊んでみてください。

今回私が遊んだ「ロッカー」というゲームは、TRPGデビュー戦向けなシナリオだと思うので、挑戦される方はご参考ください。
(※シナリオを読む=ネタバレとなるので、進行役の方のみ読むようにしてください!!!!!)

また、インターネットで検索すると「リプレイ」「セッションログ」というものが存在します。またYoutube上にもプレイ動画が上がっていたりします。
一度見てみると、さらにイメージが湧くんじゃないかなと思います。
他の方のプレイの記録であり、ネタバレになってしまうので、お気をつけくださいね。

TRPGに挑戦される方の参考になったらとても嬉しいです。

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Posted by めあり