【本紹介】”「ハンドメイド」で稼ぎたくなったら読む本” ハンドメイドでのマーケティングを学ぶ
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はじめに
今回は“「ハンドメイド」で稼ぎたくなったら読む本"を紹介したいと思います。
ハンドメイドを楽しんでいる皆さん、「自分の作った物を売れたら素敵だな」と思ったこと、ありませんか?
憧れの作家さんがいて「私もそんなふうになれたらな」と思うこと、ありませんか?
私も、まだまだ売るなんて到底遠いけれど、いつかそんなことができたら良いなという憧れがあります。
今回は、本屋に行ってたまたま出会ったこの本について紹介します。
どういった内容が書かれているのか、どのような人に合った本なのかを紹介しますので、この本が気になる方の参考になったら嬉しいです。
“「ハンドメイド」で稼ぎたくなったら読む本"はどんな本?
タイトル:「ハンドメイド」で稼ぎたくなったら読む本
著者:bon bon cherryハイジ(ボン ボン チェリー ハイジ)
この本には、ハンドメイドで「稼ぐ」ための考え方・コツが、著者の経験を交えて書かれています。
下記の目次を見ていただいてもわかるのですが、商品リサーチ、制作、価格決め、宣伝、販売まで、またブランディングについても書かれています。
- 主婦が自分ブランド・アクセサリーで月商100万円
- なぜ3万円のアクセサリーが飛ぶように売れるのか――カリスマブランドを作る考え方
- カリスマ・ハンドメイドブランドは世界観が9割――世界観作り
- 家にいながら商品リサーチで"ヒットブランドのヒント"を探る――商品リサーチ
- あなたのブランドの虜になり、応援してくれるのはこの「ターゲット」――ターゲット決め
- お客様もブランドオーナーも幸せになる価格の決め方――価格設定
- 初心者でもできる!ヒット商品制作の極意――商品制作
- 売れる!ブランド発信・宣伝の方法――賢いメディア活用術
- ファンがどんどん増える売り方・接客のコツ――売り方・ネット接客
- あなたのブランドがうまくいかない7つの理由
著者のbon bon cherryハイジさんは、アクセサリーデザイナー兼ハンドメイド販売プロデューサー。水玉、牛、豚、蛙、鉢などの生き物をモチーフにした超個性的なアクセサリーをデザイン・販売しています。「日本一邪魔になるアクセサリー」と紹介されたこともあるそうです。
起業する前には、株式会社バンダイで宣伝やブランディングのお仕事をされていたり、保険業界で全国トップ10に入る営業成績を上げたりと、実績もある方です。
販売に関する全ての経験とノウハウが詰まった、ハンドメイドのマーケティング本となっています。
・ハンドメイドを仕事にしたい人
・既にハンドメイドを仕事としており、売り上げが伸びず困っている人
・ハンドメイドを通してマーケティングを学びたい人
本を読んだ感想
ここからは私がこの本を読んだ感想をお伝えしていきます!
経験に基づいて書かれた貴重な一冊
まず純粋に、ハンドメイド系でマーケティングの本ってあまり見かけないので、珍しいなと思いました。
著者の方はハンドメイドをやる前から販売についての知識が身についていて、その上でハンドメイドの領域でも成功されており、その経験を基に書かれているので、とても説得力がある現実的な内容になっているなと感じました。
また難しい専門用語は使われないので、マーケティングを知らない人でもとても読みやすいと思います。著者の語り口調で書かれているので堅苦しくもなく、飽きずに読破することができました。
専門知識を知らない人でも伝わり実践できるように書かれた、とても貴重な本だと思います!
学び:「趣味」と「仕事」は違う
私がこの本を読んで一番気づきになったのは「趣味と仕事は違う」ということです。
字面で見ると当然では・・?って感じなのですが、この辺りの切り分けが自分の中では上手くいっていませんでした。
趣味と仕事がどう違うかというと
・「趣味」のハンドメイド:自分の好きな物を好きなように作る
・「仕事」のハンドメイド:お客様の役に立って対価としてお金をいただく
この二つには、「自分本位であるか」「お客様本位であるか」という大きな違いがあります。
なんとなく「自分の好きな物を作って、それを気に入った人が買ってくれて、それがどんどん大きくなるんじゃないか」みたいなイメージを持っていました。
もちろん、それでも利益が得られる人、成功する人も居ると思います。
でもそれは、「自分の好きに作った物」が「他者貢献」につながったからお金が得られたのだと思います。
もししっかり・・・たとえば生活ができ、貯蓄ができるくらいまで"稼ぎたい"のであれば、「仕事」としての行動に変えないといけない。
この本は、稼ぐことに焦点を絞り、「ハンドメイドを通して他社貢献してお金を得る」という観点で何をしたらいいのかが、体系立てて書かれていると感じました。
「今何が求められているのか」つまり市場調査をおこない、
「自分は誰にどんな貢献できるのか(喜んでもらえるのか)」つまりターゲットと商品決め、
「私は、こんな人に、こんなことを提供できます!」とアピールする。
きっちりマーケティングについて知っておかないと、このような考え方に辿り着くのって難しいと思うので、とても勉強になる本だなと思いました。
この本を読む上での注意点
この本を読む上での注意点ですが、前節で書きましたが、この本は「仕事のハンドメイド」を選ぶ人に向けられています。
稼ぎ続けることを重視したマインドで書かれているため、「趣味のハンドメイド」を続けたいという考え方の方には、マインド面も行動面もあまり合わない内容かと思います。(実際私も、趣味と仕事の切り分けがうまくいっていないまま読んでいたので、若干もやつきながら読んでいました。)
また、著者の方の人柄として、とてもストレートに意見を伝えるタイプの人なのだろうなと思いました。
もちろん仕事とするのであれば「厳しさ」も持っておく必要があるとは思うのですが、個人的にはその厳しさをストレートに感じてしまう文章表現がいくつかありました。
性格的にそういった表現が気になる方は、厳しさの表現や主張と、技術や事実を分離して読み進めていくのが良いかと思います。
まとめ
今回は"「ハンドメイド」で稼ぎたくなったら読む本"について紹介いたしました!
ハンドメイドで稼ぐとはどういうことなのか、マーケティングについても知ることができ、とても勉強になる本だなと感じました!
もし「ハンドメイドをお仕事にすること」に興味がある方は、是非読んでみてください!
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