日本手芸普及協会通信講座 編み物 棒針編み入門科を受けました【後編】
2023年10月、日本手芸普及協会通信講座 編み物講座の棒針編み入門科の受講が修了しました。本記事は、講座についての説明、制作した作品の紹介、講座を受けた感想をお伝えしたいと思います。
内容としてはこちら↓の記事の後編になります。本記事は講座後半の内容について書いていますので、前半が気になる方は是非読んでいただけたらと思います。
受講を検討されている方、気になっている方の参考になったら嬉しいです!
日本手芸普及協会通信講座 編み物講座について
日本手芸普及協会の編み物講座は、編み物の一通りの知識・技術を学び、高めることができる講座です。(公式HP)
入門からはじまり、下の画像のように順にステップアップしながら学んで行くことが可能です。(ステップ毎に申し込みをおこなうので、途中で辞めることもできます)
入門科・講師科・指導員には、それぞれ棒針編みかぎ針編みのコースが内訳であります。
基本的にどの課程も通学(対面)での受講となりますが、入門科と講師科は通信講座が用意されています。通信講座用のスマホアプリがあり、アプリ上で動画を見ながら学んだり、質問したり、作品の完成・途中の写真を送り添削して貰いながら進めます。
今回は一番左の入門科、棒針編みのステップになります。
カリキュラムで制作した作品
ここからはカリキュラムで作った作品を紹介していきます!
ネックウォーマー
編み込み模様を使用したネックウォーマーです。
上のひもを引っ張ることでサイズ調整可能、帽子としてかぶることもできます。
制作期間は10日ほど。
横糸渡しの編み込み模様は初めてでした。編み物経験のある友達から、編み込み模様は渡す糸の引き具合が難しいと聞いていたので心配だったのですが、そこそこ上手くできたのではないでしょうか。
細かいところの改善点はあると思うのですが、一旦完成させられて、嬉しいです!
アラン模様のベスト
入門科最終課題、アラン模様のベストです。
制作期間は2ヶ月半くらい。他の課題と比べたら編む量が多く、結構かかりました。
肩や衿の減目が難しかったのと、拾い目を一部間違えたまま課題を終えてしまったのが少し悔しかったですが(先生のご指摘で発覚、発覚したタイミングではかなり進めていたので直すのが難しく、断念)、
脇のとじや、一目ゴム編み止めなど、以前の課題で苦労した部分もすこしスムーズにできるようになっていて成長も感じられました。
先生からOKを貰った後、プライベートのお出かけで何度か着たのですが、
「これ、自分で編んだんです」とお伝えするとみんな驚いてくれて、「売り物かと思った!」と言ってくれました。
プロ視点で見たら改善点はあるけれど、ぱっと見では気にならない程度には綺麗に編めたということかな、と受け止めています。より良い作品が編めるように、今後も頑張りたいと思えました!
講座を受けてみた感想
講座を全て終えた、現時点での感想を書いていきます。
「先生のサポートが手厚い」「網羅的に学べる」「期限内に終わらせる緊張感を持って進めるできる」「動画を見ながら学べる」「実物を直接見たフィードバックは貰えないデメリット」については前編から変わらない感想です。
シンプルに「編み」のみではなく、編み物を作品として成立させるための「とじ」「止め」「アイロンで形を整える」という周辺の知識も学べました。編み物のレシピ本ではここの辺りが詳しく書かれていないことも多いので、学べてとても良かったです。
入門科を一通りやったことで、だいたいのレシピ本は、見たらどう編めば良いかがパッと思い浮かべられるようになった気がします。
またフィードバックを貰えるタイミングが決まっていたり、通信講座なので実物を見た上でのフィードバックではないところは、仕組み上仕方ないのかなと思います。
今回一部間違えたままの状態での完成となってしまいましたが、素人目線から見たらわからないレベルなので、ここは人によって、こわだる・こだわらないが分かれるところだと思います。個人的には一旦は満足で、間違えたところは今後の課題として克服していけば良いのかなと思っています。指導員以降は対面でのレッスンなので、そこで「プロから見ても美しいレベル」を目指していこうかと思います。
おわりに
今回は、日本手芸普及協会通信講座 編み物講座の棒針編み入門科を一通り修了した時点での感想、制作した作品を紹介しました。受講を検討している方の参考になったら嬉しいです!
入門科を修了後、そのまま講師科をはじめ、現在受講中です。講師科も無事に終わりましたら、記事を書かせていただく予定です。もしよろしければ、読んでやってくださいね。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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