【体験談】片頭痛になった話

ライフスタイル健康

本記事では、私が片頭痛になった体験談を語らせていただきます。

2023年末頃から、片頭痛に悩まされるようになりました。

最初は肩凝りによる頭痛かなと思っていたのですが、頭痛の頻度や痛み度合いが酷く病院に行って見てもらい、現在は痛みを抑えながら生活をしています。

結論としては、ちゃんと頭痛外来に行くことをおすすめしたいのですが、頭痛の症状、それに加え閃輝暗点や耳鳴りの症状に不安を感じたので、同じように不安を抱えている方に届けば良いなと思い、この記事を書きました。

本記事で記載しているのは私個人の体験談です。片頭痛の原因や治療法については必ず専門家に相談してください。

私の片頭痛の症状

片頭痛とは、頭痛の種類のひとつですが、強い頭痛と共に、頭痛が来る前兆の症状なども現れたりします。

私が片頭痛で経験した症状は以下の通りです。

  • 頭痛
  • 首の筋肉の強ばり
  • 吐き気
  • 閃輝暗点
  • 耳鳴り

去年の12月頃から、ずっとぼんやり頭が痛いという症状から始まりました。

首の筋肉もガチガチに固まり、デスクワークなので肩凝りかな?と思っていました。

そのうち頭痛の症状が強くなり、吐き気のような気分の悪さを伴うように。実際には私は吐くほどではなかったけれど、人によっては吐いてしまう人もいるようです。個人的には眼精疲労のような気分の悪さで、スマホを見るのもつらく、症状が酷いときは寝込んでやり過ごしていました。

そのうち「閃輝暗点」という症状も出るようになりました。
閃輝暗点とは、片頭痛の痛みが発生する予兆としてよく言われる症状で、視界にギラギラとした三日月のようなものが見えます。「閃輝暗点」でググると画像が出てくると思うので気になる方は調べてみてください。

他にもドーナツ型の大きな陰が見えたり、視野の一部が黒く欠けたりすることもありました。これも閃輝暗点の一部だそうです。目か脳がダメになったのかとかなり不安になりました。

更に耳鳴りまで発生するようになりました。
金属が擦れるようなジリジリとした音や、金属がぶつかるようなキンキンとした音が頭に響きます。耳鳴りすること自体に痛みは感じないけれど、どうしても気にはなるし、あまりに気になって眠れない時もありました。

症状を抑えるためにやったこと

もともと頭痛がきついなと思っていたところに、ドーナツ型の大きな陰が見えた時点でめちゃくちゃに不安になり、頭痛外来に行きました。

頭痛外来

その頭痛外来では、首のレントゲンや頭部のMRIをとる設備があり、首の骨や脳に目に見える異常がないことを確認した上で、片頭痛でしょうと言われました。ドーナツ型の陰も閃輝暗点の一部だったようです。

最初は漢方薬で片頭痛を予防しようということになりました。

また、目や耳に病気がないかは頭痛外来では見れないため、眼科・耳鼻科で見てもらうように指示を受けました。これらも特に異常はなかったので、やはり片頭痛だろうということになりました。

お薬

※ここで出てくる薬の話は全て私の経験談であり、全ての人に同じ効果や副作用が出るとは限りません。使用する際は必ず医師の指導を受けてください

最初に飲んだのは「五苓散」というお薬です。むくみをとることで、脳の血管が神経に触れて痛むのを防ぐ効果があるとのこと。むくみとりの効果のためか、夜トイレに起きることが多くなりました。これで痛む頻度はかなり減ったものの、まだ寝込むこともあり、別のお薬を処方されました。

次に飲んだのは「呉茱萸湯」という漢方薬です。こちらはそこそこ効いているような気がして、継続して今も飲んでいます。この漢方はかなり不味いと有名で、苦手な人も多いみたいです。口に入れた直後はあまり味を感じないので即飲み込むのがコツ。

漢方薬を飲んでいても片頭痛になることもあります。そういったときは「イミグラン」をという片頭痛用の頭痛薬を飲みました。この薬は頭痛が発生する前に飲むのが一番効果的なのですが、仕事に集中していると気づかないうちに頭痛が酷くなっていたり、目覚めたときに既に痛かったりすることがあり、個人的にはタイミングが難しいお薬。

漢方薬を飲み始めて半年くらい経ってもまだまだ寝込む日があったので「アジョビ」という筋肉注射を打ちました。こちらは結構効いて、頭痛で寝込む頻度がほぼ0に近くなった気がします。ただし1回1万円と高価で、効果は1ヶ月とされています。打ち続けることが推奨されますが、あまりにも費用がかかるため、私は特にキツい時に打ってもらうことにしました。確定申告用にレシートをとっておく必要がある。

よく寝る

耳鳴りに苦しんでいたとき、一番効いたのはとにかく寝ることでした。仕事や家事、趣味はほどほどにして、睡眠最優先で2ヶ月ほど過ごしたら、徐々に治まってきました。

今でも寝不足気味になると耳鳴りが復活している気がします。主治医曰く、睡眠不足で片頭痛が酷くなることがあるとのことだったので、しっかり睡眠時間を確保するのは大切だと思います。

片頭痛は生活習慣に原因はないらしい?

「なんでそもそも片頭痛って起こるんですか?」と主治医に聞いたところ、脳が過剰に動いてしまうからとのこと。「てんかん」に近いのだそうです。 

主治医の方がおっしゃっていたのは、"薬に頼る"という表現は好きじゃないんだよね、ということ。片頭痛は遺伝要因が大きく生活習慣病ではないため、自分を律してどうにかなるようなものではないのだそうです。せいぜいできることといえば、飲酒を控えるのと睡眠不足を回避するくらいとのこと。

「自分の生活を正さなきゃ」と運動したり、休息時間や睡眠時間を多めに取ったりと試行錯誤していたので、正直がっかり。

それじゃあ私一生このままなんですか、と聞いたら、40代になると減ってくるのだそうです。片頭痛は20~30代に多い症状で、歳を取ると治まるとのこと。あと5年以上付き合わないといけないと思うと憂鬱。それでも薬を飲んで寝るくらいしかやれることがなさそうです。

まとめ

今回は、私が片頭痛になってどのような症状があったのか、どのように対処したのかを体験談として語らせていただきました。

結論としては、通院して薬を飲んで寝るくらいしかやれることがないなと諦めの境地で軽く絶望しましたが、それでも病院に行って薬を飲んだり注射を打ったりすることで、寝込む頻度が減りかなり楽になったなとは思います。また、他に異常がないか確認してもらえたこと、専門的な話を聞いたり相談ができたことは、かなり気持ちが楽になりました。

片頭痛に悩んでいる皆さん、ぜひ頭痛外来で相談してみてください。

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Posted by めあり