【映画感想】「ピーターラビット」を見たので感想を書いてみる。【もふもふの癒し】

2023年11月1日ライフスタイル映画

※ページの最後にアフィリエイトをつけています

「ピーターラビット2 バーナバスの誘惑」が2021年6月25日に公開となりました。
金曜ロードショーで前作が放送されたので、見てみました。

絵本は読んだことがない方も多いと思うのですが、イラストは有名ですよね。
自然派な雰囲気と、優しい色使いは、まさに癒し。

実家にピーターラビットのお皿があって、英語で物語の一部が描かれていました。
高校生で英語の文法がそこそこわかるようになってきたころ、朝食後のぼんやりした頭で、「ああSVCだなぁ」とか思ったりしていました。
(元が絵本だから簡単な英語なのかもしれませんね)

映画「ピーターラビット」のあらすじ

ざっくりどんな映画だったかお伝えすると、「やらかしハチャメチャコメディ」って感じでした。
いろんなサイトを回って調べてみたのですが、原作とは全く異なるお話だそうです。

登場人物はピーターラビットと森の動物たち。
ピーターが忍び込む畑の持ち主、マグレガーさん。とその息子。
ピーターの味方をしてくれる画家のお姉さん。
(このお姉さんは後の「ピーターラビット」の原作者、として描かれています。)

ピーターはマグレガーさんの畑に忍び込み、野菜を盗んだり。(←ここはなんとなく知っている)
マグレガーさんが亡くなった後、屋敷に上がり込みパーティーをしちゃったり。(←ここから知らない)
マグレガー息子とお姉さんが恋仲になるのに嫉妬し、息子にいたずらを仕掛けたり。
そのいたずらがちょっと行き過ぎちゃっている・・感じですね。

その行き過ぎたいたずらが、受け入れられるか、受け入れられないか。
それがこの映画に対する評価の分かれ目になるように思います。

見てみた感想

自然との共存について考えさせられる

前章で「行き過ぎたいたずらが、受け入れられるか、受け入れられないか」と書きましたが、個人的には受け入れられた派です。

そもそもなぜイタズラが始まったのか。

元々動物たちが共存して平和に暮らしていた森に、いきなりマグレガーさんがやってきます。
マグレガーさんは「私有地」としてそこに家を建て、畑を作ります。
動物たちは食べ物がなくなり、仕方なく畑に入って盗みを働きます。
ピーターのお父さんはマグレガーさんに見つかり、捕まえられパイにされてしまいます。

動物の立場に立ってみれば、何も悪いことはしていないのに食べ物には困るし、
ピーターにしてみれば父親の仇なわけです。

行き過ぎたいたずらはうーんとなるのですが、そもそもイラズラが始まった境遇を考えると、なんだか共感できる部分もあるなぁ、という感じ。

そもそもそうやって人間は人間本位に生きてきたんだよなぁ、と考えさせられました。

さらに、自分たちが慕っていたお姉さんと、嫌いな人の息子が、恋仲になる。
嫌ですよね〜。笑
だから、仕返ししたくなる。嫌がらせしたくなる。とても人間らしいですよね。笑

この映画の個人的好きポイント

ストーリーはそんな感じですが、個人的には映画全体が纏う雰囲気がすごくよかったです。

まず、舞台となるイギリスの田舎風景がとてもお洒落。
自然いっぱい、人工物はお家くらいなのですが、そのお家がおしゃれ。
元々山育ちの私ですが、今私が住んでいる場所には自然が少なくて、常に自然に飢えています。だからもう自然いっぱいなだけで高評価。笑

そしてウサギの走る姿がとても可愛らしい。ぴょこぴょこってかけてく・・。
実物のうさぎに忠実なんでしょうか。動物番組で見たうさぎの動きをしている気がする。
うさぎの「あやまる」ポーズも、とても可愛らしい。あれ、本当にああするのかな。

お姉さんとマグレガー息子の恋の発展も、優しくて微笑ましく見れました。

マグレガー息子は動物嫌いの潔癖性、仕事一筋で神経質な性格だったのですが、
自然の優しさに触れ、恋愛し、新たな価値観を得ていく様子も素敵でした。
最初は「変なやつ〜」と思って見ていたのですが、「仕事を通して人を助けるのが好き」と言ったところで、印象がガラリと変わりました。共感。

2作目と、原作も気になる

2作目は、恋仲になったマグレガー息子&お姉さんが、結婚するシーンから始まるようです。
あいからわらずピーターは自分に正直で、やりすぎるようですが。笑

Twitterで見られた方の感想を見てみると、前作よりハチャメチャは抑えられているようです。

個人的には、映画全体の優しい雰囲気がとても好きなので、2作目も気になっています。

ポチッとしてもらえると励みになります!
+1
0
+1
0
+1
0
+1
0
+1
0
+1
0

Posted by めあり