【映画感想】「ピーターラビット」を見たので感想を書いてみる。【もふもふの癒し】
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「ピーターラビット2 バーナバスの誘惑」が2021年6月25日に公開となりました。
金曜ロードショーで前作が放送されたので、見てみました。
絵本は読んだことがない方も多いと思うのですが、イラストは有名ですよね。
自然派な雰囲気と、優しい色使いは、まさに癒し。
実家にピーターラビットのお皿があって、英語で物語の一部が描かれていました。
高校生で英語の文法がそこそこわかるようになってきたころ、朝食後のぼんやりした頭で、「ああSVCだなぁ」とか思ったりしていました。
(元が絵本だから簡単な英語なのかもしれませんね)
映画「ピーターラビット」のあらすじ
ざっくりどんな映画だったかお伝えすると、「やらかしハチャメチャコメディ」って感じでした。
いろんなサイトを回って調べてみたのですが、原作とは全く異なるお話だそうです。
登場人物はピーターラビットと森の動物たち。
ピーターが忍び込む畑の持ち主、マグレガーさん。とその息子。
ピーターの味方をしてくれる画家のお姉さん。
(このお姉さんは後の「ピーターラビット」の原作者、として描かれています。)
ピーターはマグレガーさんの畑に忍び込み、野菜を盗んだり。(←ここはなんとなく知っている)
マグレガーさんが亡くなった後、屋敷に上がり込みパーティーをしちゃったり。(←ここから知らない)
マグレガー息子とお姉さんが恋仲になるのに嫉妬し、息子にいたずらを仕掛けたり。
そのいたずらがちょっと行き過ぎちゃっている・・感じですね。
見てみた感想
自然との共存について考えさせられる
そもそもなぜイタズラが始まったのか。
元々動物たちが共存して平和に暮らしていた森に、いきなりマグレガーさんがやってきます。
マグレガーさんは「私有地」としてそこに家を建て、畑を作ります。
動物たちは食べ物がなくなり、仕方なく畑に入って盗みを働きます。
ピーターのお父さんはマグレガーさんに見つかり、捕まえられパイにされてしまいます。
動物の立場に立ってみれば、何も悪いことはしていないのに食べ物には困るし、
ピーターにしてみれば父親の仇なわけです。
行き過ぎたいたずらはうーんとなるのですが、そもそもイラズラが始まった境遇を考えると、なんだか共感できる部分もあるなぁ、という感じ。
そもそもそうやって人間は人間本位に生きてきたんだよなぁ、と考えさせられました。
さらに、自分たちが慕っていたお姉さんと、嫌いな人の息子が、恋仲になる。
嫌ですよね〜。笑
だから、仕返ししたくなる。嫌がらせしたくなる。とても人間らしいですよね。
この映画の個人的好きポイント
ストーリーはそんな感じですが、個人的には映画全体が纏う雰囲気がすごくよかったです。
まず、舞台となるイギリスの田舎風景が美しい。
自然いっぱい、人工物はお家くらいなのですが、そのお家がおしゃれ。
そしてウサギの走る姿がとても可愛らしい。ぴょこぴょこってかけてく・・。
実物のうさぎに忠実なんでしょうか。動物番組で見たうさぎの動きをしている気がする。
うさぎの「あやまる」ポーズも、とても可愛らしい。あれ、本当にああするのかな。
お姉さんとマグレガー息子の恋の発展も、優しくて微笑ましく見れました。
マグレガー息子は動物嫌いの潔癖性、仕事一筋で神経質な性格だったのですが、
自然の優しさに触れ、恋愛し、新たな価値観を得ていく様子も素敵でした。
最初は「変なやつ〜」と思って見ていたのですが、「仕事を通して人を助けるのが好き」と言ったところで、印象がガラリと変わりました。共感。
2作目と、原作も気になる
2作目は、恋仲になったマグレガー息子&お姉さんが、結婚するシーンから始まるようです。あいからわらずピーターは自分に正直で、やりすぎるようですが。笑
個人的には、映画全体の優しい雰囲気がとても好きなので、2作目も気になっています。
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