大物のクロスステッチ作品を完成させるコツ。【挫折しない!】
去年の10月頃になりますが、大物のクロスステッチ作品を完成させました。
(サムネイルの画像のものです)
クロスステッチとは、刺繍技法のひとつ。
等間隔に穴が空いている布に糸を通し、「×」印の刺繍をくりかえし、描いていきます。
今回は「Long Dog Samplers」という作家さんの「Pandemic」という図案を刺しました。
縦約60cm、横約50cm、なかなかの大物です。
制作期間は約2年間。
自分でもよく頑張ったなぁ!と思う一方、実はそんなに苦しみながら取り組んだ記憶がないんです。
振り返ってみると色々と「挫折しない工夫」をしていて、それがうまいこと噛み合って、完成まで到達できたのだと思います。
今回は自分がやっていた「挫折しない工夫」を 紹介したいと思います。
大物を作り上げると「大物を作り上げたことがある自分」になれるのでとても自信がつきます。
途中で挫折してしまう方、完成させられるかが不安な方、クロスステッチでなくても大作を作るのが大変!と言う方の参考になったらと思います。
【コツ1】無理せず乗り越えられるスモールゴールを決める
今回、私は「1ヶ月に図案1ページ分は刺す」という目標を決め、それを守る、を続けていました。
というよりも、 Twitterで「1ヶ月に図案1ページ分刺して共有しましょう」という企画を見つけ、それに参加していたところが大きいのですが。
「Pandemic」の図案をA4用紙に印刷すると、20枚分になります。
1ヶ月に図案1枚が守れたら、20ヶ月(1年8ヶ月)かかる計算になります。
更に、図案1枚にかかる時間を計ってみたところ、合計24時間あれば刺し終えられるようでした。つまり、月に合計24時間確保できれば良いことになります。
休みの日、平日夜、リモートワークの休憩中にちょこちょこ進めれば、24時間確保は難しくなさそう、ということも見えてきました。
↑は私の場合ですので、早い方は1.5枚~2枚にしてもいいし、ゆっくりな方は0.5枚としてもいいと思います。
作業を分割して、期間と目標を決め、達成を積み重ねること。
これが一番大切だったのではないかと思います。
【コツ2】すぐに作業が始められるようにする
私はいつも定位置のソファの隣に、小さな籠を置いていました。
作業を中断するときはその籠にポイ。
再開するときは籠から取り出しすぐ始めることができます。
一度棚などに仕舞ってしまうと、取り出すのが面倒になってしまうので・・・。
籠にまとめて入れておけば、部屋も散らかりません。
コツ3:飽きへの対策
クロスステッチは単調な作業なので、割と簡単に慣れます。
そして同じことをずっと続けていると、流石に飽きます。笑
私は作業中の飽き対策として、アマプラで好きなアニメを見たり、金曜ロードショーの録画を見たり、Youtubeで好きな動画やラジオを聞いたりしながら作業をしていました。
作業用BGMもリラックスできていいですが、私は頭が空っぽになると不安や嫌な思い出が湧き出てしまうタイプなので、ストーリーやインプットがあるようなメディアを選んでいます。
また私は「図案1ページ分刺す」が達成できたら、次の月になるまで他の手芸に手を出しても良いことにしました。刺し子や編み物、ビーズなどなど。
できれば全く違う作業の方が リフレッシュになって、個人的にはいい感じです。
大作が作れると自己肯定感が上がる
冒頭でも書いたように、大作を作り上げられたという事実は、ひとつの経験値であり、「大作を作り上げた自分」になるので、自己肯定感が爆上がりします。
今回LongDogSamplersで刺したけど、他の図案だって、憧れのHAEDだって、同じ容量で多分いけるはず。
クロスステッチを始めたころは、「最後まで刺せるか不安・・」と思っていましたが、今は「まぁ時間はかかってもいつかは完成するよな!」ってマインドです。
また、今回のような3つのコツって、
クロスステッチだけじゃなくて、同じ作業を大量に繰り返す系の作業にも応用できるんじゃないかと思います。
大作を作る方の参考になったら嬉しいです。
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