【うたプリ歌詞感想&考察】Ok, Hello world!の歌詞が良すぎる件
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4月11日は、うたプリ 一十木音也くんの誕生日でした!
おめでとう、音也くん!
今回は、音也くんの曲「Ok, Hallow world!」について歌詞の感想、ちょっとした考察なんかを書いてみようと思います。
最初に曲を聴き歌詞をさらっと読んだだけでも「この歌詞・・深いな・・・・」と思っていたのですが、改めてじっくり読んでみると、どんどん思考が膨らんでいきました。
特に1番の歌詞が好きなので、そこに絞って書いていきます。
曲について
この曲は「劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ」の挿入歌。
この映画ではST☆RISHのメンバーが「旅行」「世界」をテーマに楽曲披露をしているのですが、この曲ではイギリスのロックサウンドをテーマにしています。
歌詞の感想・考察
まず、この曲の歌詞のテーマとしては、「喪失と忍耐(過去)」、「耐えた後の世界(現在)」、「ゼロから新たに作り出していく(未来)」を歌っているように感じました。
フレーズで区切って順に見ていきます。
イントロ:静からの解放。
ついに明けた空に羽ばたく熱情は 君を引き連れ 風に
Ok, Hello World! / 一十木音也
Ok, Hello World!
静寂に響くピアノのメロディ、音也君のウィスパーボイスから始まるイントロ。
「ついに明けた」とは、一体何が明けたのでしょうか。
音也くんの「辛い過去」ともとれるのですが、私は「コロナ禍」なのではないかと思っています。完全に推測なので正確なことはわかりませんけれども!
コロナ禍で、誰も彼も皆大変だったけれど、特に音楽業界は大変だと聞きます。
そもそもライブもできないし、できたとしても歓声NG、今まで通りとはいきません。
この音楽が発表されたころ、映画が上映された頃は、世間はコロナ禍の真っ只中で、
でも我慢するだけじゃなくてなんとか前に進もう、ともがいて道を切り開くような時期でした。
まだまだどうなるかわからないけれど、希望を持ち前を見続けるということ。
この曲にはそんな意味が込められているのではないかと思います。
Aメロ:明けない夜はない
“The night is long that never finds the day" と強く誰かがそう言い残したんだ
Wait in the silence, 'til the light shine on the horizon
There is no history that a dark age has flourished
今日の為に耐えた Our hearts
Ok, Hello World! / 一十木音也
“The night is long that never finds the day"
このワードは、シェイクスピアの「マクベス」に出てくる台詞のひとつです。
シェイクスピアはイギリスの人です。ここでもちゃんとイギリスを出している。
この台詞の訳はネット上でも様々な議論が交わされていますが、「明けない夜はない」という意訳が一般的なようです。
後の文も含めて訳すと・・
「明けない夜はない」と強く誰かがそう言い残したんだ
地平線に日が差し込むまで、静寂の中で待とう
暗闇の時代に栄えた歴史はない
今日のために耐えた 俺たちの気持ち
絶対夜は明けるから。今は耐えようと。「今日(ライブ当日)」のために耐えようと。
とてもつらく苦しい時期を、耐えていたんじゃないかって思えてなりません。
Bメロ:赤色の世界
レッド色に染まる朝焼け見てると 君と作る夢に胸が躍るよ
さあいこーぜ!世界に聴かせたい 俺色ドリーム Ready to go !
Ok, Hello World! / 一十木音也
「赤」は音也くんの色。
ライブ会場の、赤いペンライトで飾られる風景を、「夜明け」とかけているのではないかと思います。
夜が明けて、ファンと、主人公と、どんな世界を作ろうか。
感慨深さを感じながら、サビに向けてボルテージを上げていく感じですね。
俺色ドリームは、音也くんの一番最初の曲、TRUST☆MY DREAMとかけているのかな。
サビ:喜びと創造と愛の宣言
We can sing We can fly
またゼロからBegin
失ったものたち握り締めて
君を 俺は 笑顔にする為
生きて行くことで 愛を知る
Ok, Hello World! / 一十木音也
この世界では、自分たちは歌えて、世界に飛ぶこともできる。
失ったものたちとはなんでしょうか。
失ったものを握りしめることはできないので、ここでは音也君の心の中にある、失ったものに対する想いだと思います。
喪失感もありつつも、またゼロから始めていこう。と。
そんなかでも「君を笑顔にするために生きていく」という信条を宣言しています。
ちなみに、この曲のタイトルにもある”Hello World”ですが、
プログラミングの世界では、「“Hello World”といった文字列を画面に表示するだけの、ごく短いプログラム」を表します。プログラミング学習における最初の一歩なのです。
もちろん、アイドルとして世界へ向かうという意味もありますが、
沢山のものを失った世界で、最初の一歩を踏み出していくという意味も込められていると思います。
いつでも「最初」は音也くんの役割でもあります。
まとめ
長いので、特に歌詞解釈が膨らんだ1番に焦点を当てて書いてみました。
まとめると
- 何かを失った喪失感
- それでも希望を捨てず、いつか明けると耐え続けた
- ゼロから一歩を踏み出していく強さ、音也君の使命ともいえる役割
- ついに空けた世界で、夢を作っていくこと
- そこには「君」が必要であること、笑顔にするために生きるという宣言
なんて力強い歌なんでしょう。
こういう、這い上がり系の力強い歌、めちゃくちゃ好きです。笑
あくまで私の解釈です。
音楽は、聞き手の状況によって受け取り方も変わりますし、解釈の「正しさ」っていうのはないと思っています。
ここまで読んでくださったあなたは、どのように解釈しますか?
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